タヌキ物語

タヌキの杜に来る餌付けしたタヌキの観察記録

健気なベビーシッター

チビが白いご飯の塊を咥えて持ち帰るのに気付いたのは
かれこれ一月前あたりからだった。
アネキが残した味の付いていないごはんに限って咥えて
帰るようになった。
いつもは仏さんのお下がりのご飯をドッグフードの中に
混ぜ込むのだが、たまたま手抜きしてポコッと上に乗せ
た時に限ってそっくりそのまま無くなっているのに気付
き観察を続けているとチビが持ち帰っているのを目撃し
たのだった。
アネキは授乳のために自分だけせっせと食べて白いご飯
には見向きもせずに帰って行くが、チビは自分が食べる
より先にご飯を持ち帰ることを優先している。
途中で零しながらも何度か往復して最後に自分の分を食
べに戻ってくる。
それ以来持ち帰りが出来易いようにレンジでチンしてか
らおにぎり状にするようにした。
 
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