タヌキ物語

タヌキの杜に来る餌付けしたタヌキの観察記録

立派な毛皮をまとって帰って来ました

8月まであんなに良好な関係を保っていたタヌキファミリーがある日突然居なくなってから二カ月。
突然立派な冬毛で帰って来た。
裏庭の昼でも暗い築山で竹を切っていると、何かの気配を感じたのだが手を止めて様子をうかがうと何も聞こえないし見えないのでそのまま作業を続けながら以前に仔ダヌキが出て来たのを思い出した。
その後、2時間程して今度は離れの庭で作業をしていると、誰かに見られているような気がするので手を止め周囲を見回したのだが誰も居ない。
その時離れの屋根の上から小動物の足音が聞こえるので、ひょっとしてと思い声をかけたら軒から二匹が顔を出した。立派な冬毛になっているがおそらく仔ダヌキだろ。
しばらく懐かしさのあまりこちらが一方的に話しかけていたのだが、軒から覗いたまま動かないので「そのままそこにいてよ」と言ってカメラを取りに帰った。
戻って来てカメラを構えたのだが木の葉の間から撮るのでオートフォーカスが上手く決まらずもたついている間に一匹が居なくなった。それでもマニュアルにして数枚シャッターが切れた。
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