タヌキ物語

タヌキの杜に来る餌付けしたタヌキの観察記録

巣立ちか引っ越しか

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ある程度予測はしていたが、その日は突然やってきた。

昨夜、ダルマ転がしを諦めて、夜の間に食べれるようにと
ダルマさんのソフトボールを取っておいたが、朝点検する
とそのままの状態で、誰も夜間に出て来た形跡がない。
朝から終日、何度も餌さ場で竹を叩いて呼んだが、全く気
配がない。

最近は呼ぶと1~2分で出てきていたので、竹を叩いては
耳を澄ましを繰り返すが、反応がないのでだんだん寂しく
なってきた。諦めて家に帰るが、落ち着かない。
長年タヌキを観察されておられるmindigさんのブログにも
「仔狸たちがある日突然昼間に現れなくなる。」と書かれ
ていたし、その時期が来たのかな。

親に昼間の活動を止められたのか、それとも巣立ちをさせ
られる時がきたのか、野犬がうろつくので安全なところへ
一家で引っ越しをしたのか、アニキが昨日出て来なかった
のは野犬にでも襲われたか、シロが最後まで帰らず、それ
を撮った写真が最後になったのか。色々と心配事が頭を過
る。撮り貯めた写真を見返しながらパソコンに向かってい
る私の「背中が寂しそう」と、かみさんに言われた。

家の中から唯一餌さ場が見通せる場所がキッチンの小窓な
ので、タヌキの姿が良く見えるように餌台を作ったことも
あり、かみさんも家の中から餌やりの様子を見ていたよう
だ。私がタヌキに入れ込んでいるのを、なるべく覚られな
いよう、残り物を冷蔵庫の隅にラップして隠したり、かみ
さんの出かけている時に餌やりをするなども全て分かって
いたもよう。一緒になって寂しがってくれた。



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