タヌキ物語

タヌキの杜に来る餌付けしたタヌキの観察記録

何事も無かったように

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今朝、餌さ場を見ると、ダルマさんの容器の中が大半食べ
られていた。底に少し残っているが、昨夜誰かが食べたの
だろう。完食していないところを見ると、一匹だけかもし
れない。容器を倒してもいないので間違いなくタヌキだ。
直ぐに、竹を叩いて合図をするが全く反応は無い。
やはり昼間は出て来ないのか。

昼食後、再度竹を叩き5分ほど待った時、穴の奥で気配が
したので、目を凝らすと鼻と目が見えた、直ぐにアニキだ
と分かったが、こちらを見ただけで中に引っ込んでしまっ
た。皆を呼びに行ったのか、又しばらくして、今度はシロ
を先頭にアニキ、チビと姿を現した。

何事も無かったように、手前の撒き餌から順番に食べ始め
瓦の方に進む。アニキは直ぐに中段へ登り独り占めしてい
る。いつもはシロとチビが中段争いに参加するが、今日は
それぞれがおとなしく食べる。

シロはアニキとチビが帰ってしまった後も、一人残りかな
りリラックスしてくつろいでいる。集団でいる時と単独で
いる時のしぐさや表情は少し違いがある。
集団の時は、仲間との餌取り競争、臆病なものの過敏な行
動の影響などで、常に緊張した表情である。

いつもは、最後はこちらから餌さ場を離れるのだが、再会
のうれしさと慈しむ気持ちが伝わるのか、お互いに平穏な
時を共有した。

しかし、何も言ってくれないが二日間何処へ遠征していた
のだろう。


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